今回は、数あるネットショップ構築ツールの中から日本で最も有名といっても過言ではないEC-CUBE3を使ったネットショップ構築を行ってみたいと思います。
EC-CUBEは、現在バージョン3系が最新ですが、バージョン2系も多くの有名ショップのベースとして利用されています。
オープンソースということで商用利用も無償で使えることから多くのショップに使われてきていることからかなり成熟してきているツールです。
有名レンタルサーバーでは、簡単にインストールできる仕組みを用意してくれているのですぐに始めやすいこともユーザーが多い理由の一因だと思います。
EC-CUBEのインストールに当たり、別記事でご紹介しているエックスサーバーも簡単にインストールできる仕組みとして「自動インストール」という機能を提供していますので、エックスサーバーでの構築方法をご紹介します。
エックスサーバーでは、「無料お試し10日間」というサービスを行っておりますので、今回はこのお試しサーバーを使って構築していきます。
なお、使ってみて気に入らなければ支払いをしなければ費用は発生しません。
試すだけなら費用はかかりませんので是非、挑戦してみてください。
なお、構築して使い勝手が良いので環境をそのまま引き継ぎたいという方は、10日間以内にお支払いを済ませればその環境はそのまま利用可能です。
お試しだからと言って折角構築した環境は無駄にはなりませんよ。
まだ、レンタルサーバーを迷っている方もとりあえず使ってみることをおススメします。
実際に使ってみないと良し悪しは判断しづらいところも多いと思います。
なお、ほかのレンタルサーバー会社の利用をご検討または決めておられる方でもEC-CUBEの簡単インストール(呼称はレンタルサーバー会社によって差異はあります。)に対応しているところであればそれほど大きな違いなくインストールできると思います。
インストール後のEC-CUBEの環境は全く同じはないと思いますのでご参考にしてください。
エックスサーバー無料お試し10日間申し込み
エックスサーバー
より無料お試し10日間の申し込みを行います。
サイト右側「サーバー無料お試し」枠内の「お申し込みはこちら」というボタンをクリックします。
お申込みフォーム画面に遷移しますので、以下のどちらかのボタンをクリックしてください。
エックスサーバーを初めてご利用になる方は、左側の「サーバー新規お申込み [無料お試し10日間]」」と表示されているボタンをクリックしてください。
契約内容や会員情報を入力するお申込みフォーム画面が表示されますので、必要事項を入力してください。
必要事項の入力が完了しましたら、画面下にある「お申し込み内容の確認」と表示されているボタンをクリックしてください。
先に入力した登録内容の確認画面が表示されます。
登録内容に誤りがなければ、画面下の「お申し込みをする」と表示されているボタンをクリックしてください。
お申し込み完了画面が表示されれば登録完了です。
画面に表示されている通り、先に登録したメールアドレス宛に10日間無料お試し用サーバーのIDやパスワードが送付されます。
エックスサーバーの管理画面(インフォパネル)からEC-CUBEの自動インストール
先の登録により送付されたメール内に以下のように、「ユーザーアカウント情報」というセクションに無料お試し用サーバーの会員ID(ログインID)とインフォパネルパスワード、インフォパネル(管理画面)のURLが記載れています。
記載されているインフォパネルのURLをクリックすると、インフォパネルのログイン画面が表示されます。先のメールに記載されている会員ID、インフォパネルパスワードを入力してログインしてください。
インフォパネルにログインしたら、画面下の「ご契約一覧」セクションにある「サーバーパネル」列の「ログイン」ボタンをクリックしてください。
サーバーパネル画面が表示されます。
EC-CUBEを早速インストールするため、画面下方にある「自動インストール」と表示されている部分をクリックします。
自動インストールを行うドメイン(URL)を選択する画面が表示されます。独自にドメインを追加していない限りは、下図のように一つしか表示されませんので、該当ドメインの右列に表示されている「選択する」と表示されている部分をクリックします。
自動インストール画面が表示されますので、「プログラムのインストール」というタブをクリックします。自動インストールするプログラムが表示されますので、「EC-CUBE」セクション内にある「インストール設定」と表示されているボタンをクリックしてください。
インストールの設定画面が表示されますので、必要事項を入力してください。
以下2項目に関しては、初めてだと戸惑う可能性がありますので、入力する際の参考にしてください。
「ショップURL」・・・今回利用するドメイン(URL)をサブディレクトリ型でホームページやブログなどでも利用する場合には考慮する必要があります。以下にサブディレクトリ型とサブドメイン型のURL使用例を挙げておきます。
例1)サブディレクトリ型
ホームページ : http://asspie.xsrv.jp
関連ブログ : http://asspie.xsrv.jp/blog
オンラインショップ : http://asspie.xsrv.jp/store
例2)サブドメイン型
ホームページ : http://asspie.xsrv.jp
関連ブログ : http://blog.asspie.xsrv.jp
オンラインショップ : http://store.asspie.xsrv.jp
※SEOの観点から見てサブディレクトリとサブドメインどちらが良いかを詳しく検証しているサイトがありましたので参考にしてみてください。
サブディレクトリ型を想定している場合は、上記例だと「store」をhttp://登録したドメイン(上記例だとasspie.xsrv.jp)の後の枠内に入力してください。
ブログやホームページに関して特に考えていない場合は、http://登録したドメイン(上記例だとasspie.xsrv.jp)の後の枠内は空欄のままで構いません。
「データベース」・・・独自にデータベース設定を行いたい場合以外は、初期値である「自動でデータベースを生成する」を選択しておいてください。
入力が完了したら、画面下の「インストール(確認)」と表示されているボタンをクリックしてください。
以下の画面が表示されるとEC-CUBEの自動インストール作業は完了です。
画面内に表示されているリンクをクリックすると、EC-CUBEの管理画面が表示されます。
※上記インストール完了の画面が表示された直後に上記管理画面のリンクにアクセスすると「無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく時間をおいて再度アクセスをお試しください。」という文言が表示される場合があります。
今回のインストール時は、15分程経過したのちにアクセスしたら管理画面が無事表示されました。
インストールしたEC-CUBEの稼働確認
以下が、EC-CUBE管理画面のログイン画面です。
先に登録したログインID、パスワードを入力してログインしてください。
EC-CUBE管理画面のホームが表示されます。
EC-CUBEの初期設定に関しては、別記事にて記載します。
管理画面を確認した後は、実際のオンラインショップの画面を表示してみましょう。
登録したドメイン(URL)(今回は、http://asspie.xsrv.jp)にアクセスしてみてください。
以下のようなサンプル登録されたサイトが表示されていればEC-CUBEのインストールは無事完了しています。
オンラインショップのシステム的な部分はこのまま使える状態になりました。
次回は、今回インストールしたEC-CUBEの初期設定や実際に販売したい商品画像などを登録する作業を行っていきます。
コメント